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    • 2017.12.04 Monday
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    BB30

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       三浦にサイクリングに行ったときの長男の自転車。
       上り坂やダンシングをしたときにペダリングにあわせるように「コツッコツッ」と音がした。
       自転車を止めてブレーキとフレームを押さえて左ペダルを踏んでみた。──音がする。

       帰ってから自転車屋に行った。
       長男の自転車はBB30を採用しているため、10ミリの六角がないとクランクが外せないのだ。手元に10ミリを持っていなかったから。
       持って行くと「BB30の異音に悩まされる人、多いです」と確かめる前に答えた。僕がやったようにブレーキとフレームを押さえてペダルに乗る。音がする。「そう、これこれ」
       自分の自転車についていないものだから、僕は構造的にも無理解。説明を聞くとベアリングを圧入しているだけのBB30は雨や泥が入りやすく、劣化が早い。ある程度の距離を乗るとどうしても音が出始める、とのこと。
       ベアリングがグリスアップできないタイプなので、交換することになる。
       あるいはいっそのことクランク周りをシマノにしてしまうか。

       シマノにするにはホローテックII互換のBBを入れるか、溝切りされているBB幅の丸いパイプをBB30の規格の穴に入れ、接着するというもの。これまでの自転車のBBの穴のようになりホローテックIIのBBがそのままねじ込めることになる。
       いずれにしてもそうなればシマノのクランク(チェーンホイール)を入れてあげる必要がある。
       クランクは高いんだよなぁ。コンポの構成部品のなかでも高い部類。
       シマノにすることで寿命や劣化(音鳴りも含めて)はずいぶん伸びると言われたのだけど、すかさずうんとも言いがたい。

       どうしたものかなぁ。




      三浦半島サイクリング

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         9時過ぎには走り始めようと思っていたのだけど、すっかり出遅れた。
         車を置く葉山公園に着いたのが9時40分。走り始めはもう10時前だった。

         長男と一緒に自転車で走るのはいつ振りだろうか。
         たまたまスケジュールが合い、長男の自転車もあった。親の誘いに高校生の子供が果たして気持ちよく乗ったのかどうか不明だけど、暖かそうだし道路の雪も解けているだろうと思えた三浦半島へ向かった。
         朝が苦手な長男は、早く出たいからと起きろと声をかければかけるほど機嫌も悪くなる。
         家を車で出発した時点でもくろみからもう30分近くずれていた。

        今日のルート(GPSログ)


         葉山からまずは横須賀へ抜け、そこから時計回りに半島を行く。昼食は時間を見ながら適当なところで、と考えていたけれど、すでに10時をまわっているからいいとこ城ヶ島かな。
         もともと親子間それほど会話をするわけでもないので、淡々と進んだ。衣笠から堀ノ内を経由し、大津の海岸線へ。
         海岸線は国道16号だ。三浦半島を走りに来ても大津から浦賀へ抜けてしまうことが多くて、観音崎に向かうのは久しぶりだった。海岸線を行く緩やかなアップダウンで、隊列を組んだロードレーサーが何組か僕たち親子を追い越していった。

         観音崎灯台を僕はまだ見たことがない。
         何度かサイクリングで観音崎を通ったことはあるものの、その選ぶコースが悪いから見たことがないのだろうと思っていた。しかし今回行ってみてわかった。自転車を置いて歩いていく必要があるようなのだ。
         観音崎公園の入口から遊歩道を海沿いに歩いていくと着くようだ。わざわざ自転車を止めてまで行くのもちょっと面倒になり、短い休憩のあとそのまま出発することにした。

         今日の三浦半島は風もなくとても走りやすい。
         観音崎から一度浦賀まで戻るように走り、再び久里浜に向けて海岸線を走った。そのまま野比までのあいだ、幹線道路となる国道134号を外れての海辺の道はそれほど交通量もなく走りやすい。浦賀の漁港、久里浜の火力発電所とフェリーターミナル、野比までの海岸線、距離はそれほど長くないけれどこの区間が僕は大好きだ。そして好きな区間を無風で走れたことはとても嬉しかった。

         国道134号に合流した。
         たぶん、交通量は少ない日だと思う。
         それでも車は隊列をなし、信号が赤になると何台も数珠つなぎになった。
         何より驚くのは自転車がずいぶん多いことだった。車道には車がつながり、自転車は路側帯に追いやられた。自転車はふくらんで走ることができないから、自転車が自転車を追い越すことができなかった。ペースの遅い僕らはまるで車のように後ろに何台もの自転車の隊列を従えることになった。僕が遅いのにしびれが切れたのか、車のすきをついて長男が僕のすれすれを無言で追い越した。三浦海岸のマクドナルドが見えてきた。

         三浦海岸のマクドナルドで国道と県道が分岐すると、交通量はぐっと減った。
         途端、堰を切ったように僕らを鋭く追い越していく自転車の隊列。ここまでずっと我慢して後ろにいたのだろうと思った。うまくいかないなと思った。僕は決して快走したいわけではない。しかし彼らはトレーニングだったり記録を取ったり、速く走ることを目的にしている。それらの自転車が同じ狭いレーン上にいなくちゃいけないのだから。車のように車両幅員など気にするに値しないのに。

         金田漁港から剣崎への坂を上った。上り切るとキャベツ畑と房総半島がよく見えた。大根の収穫もしていた。もう12時をまわった。剣崎灯台には立ち寄らず、そのまま坂を下った。
         今度は岩堂山の坂を上る。毘沙門トンネルは通らずに旧道の坂を上った。上っていくと今度はうっすらと伊豆大島が見えた。
         三崎の台地にある風力発電の風車が勢いよく回っていた。それなのになぜか体感的に風を受けているようではなかった。向かい風で四苦八苦させられることがなかったのはありがたい限りだった。
         気温も若干肌寒いけど走り始めからずっと心地いい。日のぬくもりがありがたかった。

         城ヶ島大橋を渡った。いつ以来だろう。10年とは言わないけれど7年8年は城ヶ島に渡っていない。そのあいだに何度も三浦半島にサイクリングに来ているのに、そして三崎までは立ち寄っているのにだ。わずかながらの距離でピストン往復になることを精神的に嫌うのか、僕はどうも自分ひとりだと城ヶ島には渡ろうとしないらしい。

         やはり城ヶ島で昼にすることにした。すっかり遅くなり13時近く、結果的にピークの時間は過ぎて待たずに食事ができた。もっとも季節もオフシーズン、三崎漁港より城ヶ島ということで多少は入りやすかったかもしれない。
         長男はイカの丸焼き定食、僕はマグロの漬け丼を食べた。


        観音崎の海


        剣崎の台地から望む房総半島


        風力発電の風車、うっすらと伊豆大島


        城ヶ島大橋を渡る


        城ヶ島で食事

         葉山に14時過ぎくらいに戻るつもりでいた。16時くらいには家に帰ろうと思っていたからだ。すべてが朝家を出たときからの誤算だった。
         食事を終えて城ヶ島をあとにした。本当は三崎漁港から油壺のほうへまわったり、引橋から内陸へ入って林に抜けるルートを通ってみようじゃないかと意気込んでいたのだけど、結局国道134号を直進するしかなかった。
         時間を巻き返そうと努力をしようとしても、長男はともかく僕はふだんとまったくスピードが変わらない。また例によって何人にも抜かれる。残りの距離からだいたい到着時間の見当がついた。
         午後の三浦半島の西岸上り方向にしては、ずいぶんすいている印象だった。もちろん随所で渋滞こそしていたけれど、ピーク時はもっとつながっている記憶がある。
         そして葉山公園に戻ってきた。案の定、予想していた時間と大差がなかった。もう15時近くになっていた。

         帰りの首都高を走る。車がまっすぐに走れないほど風にあおられた。鶴見つばさ橋の風速表示は17メートルを表示しているように見えた。
         とにかく風が強い。帰るよと連絡を入れた妻も風が強いと連絡してきた。ありがたい驚きだった。今日一日、まったく風に泣かされることがなかったから。追い風に押してもらったことに気づかずにいることはあったかもしれないが、少なくとも向かい風で進めないことがなかった。
         そう思い返せばなんていいサイクリング日和だったんだろう。場所の選択が正解だったのかな。


        伊豆半島東岸 (2013-01-13)

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           まだ暗い道を駅まで走った。
           久しぶりの冬の明け方、体は寒さのなかを走る感覚を忘れてしまっていた。
           暗い駅に着き、自転車を輪行袋へしまう。そのひとつひとつの動きが寒さで鈍かった。

           それよりも厳しかったのは朝の湘南新宿ラインの電車のなか。朝の上り列車はあまり空調が入っていない。駅ごとに開く扉から入ってくる冷たい風に、小田原に着くころには体の震えが止まらなくなっていた。


          まだ真っ暗な朝の岩槻駅


           小田原駅。寒くてこの体で走れるだろうかと不安になりながら自転車を組んだ。それでも日は昇ってきたし、体を動かしながら太陽を浴びていれば温まってくるだろうとゆっくり走り始めることにした。

          今日の予定コース

          小田原→下田


           なんだか久しぶりに自転車に乗った。先週久しぶりに風邪で寝込んでしまい自転車に触ってもいない。昨日、準備をしようと空気を入れたり注油をしたりしたときに自転車に触れたのが果たしてどれくらいぶりだっただろうと思うほどだった。


          小田原城を見ながら出発


           今日は伊豆半島の東海岸を走り、下田まで行こうと思う。
           特に目新しいコースではない。国道135号はひと通り下田まで走ったこともあるし、部分部分であれば伊豆の東岸は何度か来たことがある。
           夏になれば方角でいえば北、あるいは山のほうへ向かうことが多く、逆に雪や寒さに包まれてそういった方面に向かわなくなる冬の時期に伊豆に来ることが多くなる。だから来たことがあるとはいえ久しぶりだ。

           風はほぼないようだ。晴れていてもある程度気温があっても、冬の風は体感気温を著しく下げる。その点ではありがたい。8時半。まだ日は高くない。


          西湘バイパスとの合流 冬の朝はまだ車も少ない


           低い日の光が海に反射してきらきらと輝いた。まだ高くない日の反射はまぶしいほどだ。
           いつもだったら根府川から内陸の旧国道135号(現県道740号)に行くところだけど、その海岸線の風景と、このコースプランニングをしているときに、真鶴道路旧道(現国道135号)は有料道路時代から自転車も走れる、ということを知り、今日は真鶴旧道に行ってみよう、と思った。
           なるほど海岸線を行く道は、東海道線の撮影地でも有名な根府川鉄橋(白糸川橋梁)を下から眺めることができる。いつも行く県道はずいぶん高いところから俯瞰することになるのだけど、別の角度から見上げるのは新鮮だった。海と、鉄橋とトンネルを貫いていく列車を一緒に眺めることはできなかったけれど、風景として楽しめた。

           真鶴までの起伏を上り下りしているうちにやはり体は熱くなってきた。今日の服装は、下にアンダーのTシャツに長そでの蓄熱シャツ、その上に寒さ対策に半そでのTシャツを一枚着た。そこに長そでサイクルウェアとウィンドブレーカー。久々の冬の輪行サイクリングに細かい調整ができるようにと何枚もの薄手の服を重ね着してきた。
           小田原駅を出発してまだボトルの中に入れるドリンクを買っていなかったので、ドリンクを買うついでにいちばん上に着ていたウィンドブレーカーを脱ぎ、これをくるくると丸めてサイクルウェアのポケットに入れた。
           真鶴から湯河原への下り坂でいくぶん汗が冷えてしまったけれど、日も少しずつ高くなり暖かくなってきたのでちょうどよかった。


          景色が一気に広がる、熱海の海岸への急な下り坂


           熱海の市街地でテールランプのスイッチを入れた。ここからの国道135号はトンネルが続くからだ。常にテールランプをつけっ放しで行く。
           熱海の海は狭い。伊豆山から下りてきた海岸線は錦ヶ浦に向けて一気に上って終わってしまう。急な坂を上りながら錦ヶ浦のいくつかのトンネルを抜け、橋を渡り、上った分の坂を下って多賀の街へと下りると景色は伊豆らしい海岸線に変わった。

           多賀から伊東に向かうには、再び網代から宇佐美への坂を上らなくちゃならない。海岸線の高さまで下りた道は再び坂を駆け上がり、トンネルをくぐり、高い橋を渡って宇佐美へ抜けた。伊東ももうすぐだ。

           そう、伊豆の道はこんなふうに勾配だらけなのだ。平らなところがほとんどない。いつも坂を上っているか下っているかの繰り返し。景色はめまぐるしく変わりとても楽しめる。ただ、自分自身のペース配分を忘れてしまうと走ること自体に失敗してしまう。適度な休憩、水分と食事の補給は早め早めに取っていったほうがいい。
           これを忘れてしまったことが今日一日を決めてしまったと言ってもいい。


          宇佐美から伊東にかけてのえぐるような海岸線


           伊東の街を抜け、時間的にも少し休憩を取っていいタイミングだった。国道沿いのマクドナルドでコーヒーでも座って飲むにはちょうどいい距離を走ってきた。
           しかし風もなく穏やかで、日も昇り気温も上がり始めた走りやすい気候のなか、僕はあまり考えもせず先に進むことにした。

           伊東から川奈の漁港へ向かう県道にルートを取った。唯一今日のルートで国道135号を離れる場所。国道を離れることで道は一変静かになり、落ち着いたサイクリングになった。


          車通りも少なく、静かな川奈港への県道109号


           宇佐美から伊東市内に続いてきたわずかながらの平地はここで終わった。川奈から城ヶ崎、伊豆高原へ向けてまた再びの坂道。ここの坂は手ごわい。
           気づくとボトルのなかのドリンクがずいぶん減っていた。僕は特に冬、ボトルのドリンクが減らない。朝、一度買ったドリンクのまま足さずに一日を終えてしまうことも多い。それは休憩を取ったときにボトルのなかのドリンクには手をつけず、別の飲み物を買って飲んでいるからだ。ボトルのドリンクがなくなりかけているということは、裏返せば休憩を取っていないということだ。加えて、思いのほか汗をかいているということだ。

           富戸、城ヶ崎海岸と厳しい上り下りが続いた。底をついたドリンクを買わなくちゃ、と思う。飲み物を買うことにはそれほど苦労しない。コンビニはなくても自販機が定期的な間隔であるからだ。そのうちのひとつで立ち止まり、ボトルに飲み物を足した。

           ここの区間、国道135号を走らないのは、勾配が長い──なにしろ国道を経由すると標高で250m前後まで上り続けなくちゃならない──というのもあるが、沿道に現れるレジャー色の強い観光施設が僕の好みじゃないから。川奈から伊豆高原にかけてドライブの車が国道沿いのいろいろな観光施設に吸い込まれていく。少なくとも僕には関係がない。ゆえに海側の県道を通っていく。
           そうは言っても城ヶ崎海岸への入口を過ぎた先で県道は終わり、国道135号に吸収される。伊豆高原、赤沢といったあたり、気分的には中だるみだ。

           その中だるみの区間を無心で走り抜ければ、断崖と温泉が繰り返す景色の展開になる。大川、北川、熱川、稲取。
           景色もローカル色が濃くなり緑と空と海と、道路と線路の景色になる。
           海の向こうには伊豆大島が見える──はずだが、残念ながら今日は霞んでしまって見ることができない。

           各温泉には伊豆急の駅もある。そしてそれぞれのあいだは断崖を上らなくちゃいけない。
           道は一度通して走ったことがある(下田から伊東に向けて、だけど)し、そのだいたいの構成もわかっていたのだけど、なぜかだんだん自分が走れなくなっていることに気づいた。
           どうしてだか坂がきつくて仕方がないのだ。
           別に速く走ろうとか、スピードの配分とか脚の回転とか、そんなことは僕は何ひとつ気にしないのだけど、それにしてもここまで上れて来たであろう同じ勾配を、同じように上れなくなってきたのだ。
           大川温泉へ下り、再び坂を上って北川温泉へ向かう。ここは上りのまま温泉や駅を通過し、熱川へ下る。そのピークにほぼ何とかたどり着いて、下りではもうまったく脚が回らなくなってしまった。

           稲取へ向かって再び上りに入った。どうにも走れない。休憩を取ろうと上り坂途中の海岸線に立ち止まった。


          坂が上れなくなってしまって脚が止まる


           ふと空腹がいけないんじゃないかと思う。
           たまたま今日は大豆バーをひとつ持っていた。海を眺めながらそれを食べた。ドリンクも飲んだ。大島は見えないけれど海はきれいだった。

           ひと休みを終えてまた坂を上った。何とかピークまでたどり着くと下り、稲取へと下っていく。しかし相変わらず脚が回らなかった。疲れが取れていないようだった。
           稲取に下ってくると自分で考えたわけでもないのに、目に入ったコンビニに足が勝手に向かった。
           自転車を止め、おにぎりを買った。──やっぱりおなかがすいているのか?
           よくわからなかったけどおにぎりふたつを食べた。

           コンビニを出るとまた、今井浜海岸へ向けての上りだった。
           その上りを走りながら頭をよぎった。──これ、下田まで走るのは無理だ……。
           また上りを最後まで上りきれず立ち止まった。箱庭のような小さな入り江が目に入った。



           伊豆急下田の駅を目的地にしていたナビを、河津にセットし直した。
           最初から行こうと思っていたところに行けないことにちょっとだけむなしさを感じたけれど、自転車に目標やそれに対する達成感を求めたり、スポーツ的要素を求めたりすることは僕の場合ない。だから今日走れるところまで行こう。それでいいと思った。
           ナビが示す河津までの距離は4キロ程度だった。
           ゴールを手前にし、距離も目前になったにもかかわらず、ずいぶん長い4キロに感じた。走りきれないんじゃないかと思った。それほど長かった。

           河津の駅に一度立ち寄った。列車の時間を調べ、食事をしようと周囲を探すことにした。
           とはいえ結局コンビニ。カップうどんを買って、あと一ヶ月もすれば河津桜でいっぱいになる河津川の堤防に腰掛けて食べた。

           駅に戻るにも数百メートルがひと苦労だった。
           どうも胃の調子がよくない。やみくもに食べ続けたけれどおなかがすいていたんじゃないんだ。僕が力尽きていたんだ。休憩も取らずペース配分も考えずに走った結果、たまってしまった疲労を回復できないまま終えてしまったみたいだ。こんなサイクリングは楽しくない。
           でもいい、こういうこともあったのだということを覚えておくには。ちょっと反省、反面教師の一日。また機会をあらためて楽しいサイクリングをしに伊豆に来よう。


          河津川の堤防でカップうどんランチ


          河津駅に何とか到着


           今日はここでおしまい。また次回、楽しいサイクリングを。

          今日のルート(GPSログ)

          小田原→河津



          コーヒー

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             寒くて体が──いや、意思が動き出さない。
             自宅待機。
             しかも半纏なんか着込んで……(半纏着た時点でもう引きこもり決定である)。

             もともとガス点検があったんで自宅待機なのだけど、ガス屋さんはそうそうに9時に点検を終え帰っていった。
             去年980円で衝動買いしてきてしまった一杯淹れのコーヒーメーカーがいけない。
             立て続けにコーヒーを飲んでもう昼を迎えようとしている。

             三連休徐々に天気が悪くなるらしい。
             なにか企てなくては。




            サイクリング時の携行品(サドルバッグの中身)

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               自転車に乗るときはできるだけ荷物は減らしたい。
               自分でバッグをしょったりするのは避けたいから、自転車にくくりつけられるようにする。ザックやショルダーバッグはよほどのことがない限り持たないようにする。

               自転車にくくりつけるとして、今使っているのはサドルバッグ。ときどきはボトルケージに挿すツール缶。
               どちらも似たような容量で、入れるものはほぼ同じ。入れるものの形によって変形可能なサドルバッグと、変形しないツール缶ではそれ自体の大きさはツール缶のほうがどうしても大きい。

               久しぶりに風邪なんか引いてしまい、土日を一週失ったものだから、その中身を引っ張り出し、見直してみた。

              ■タイヤチューブ
               入れっ放しだ。あまりパンクすることのない僕は、ときとしていざというとき使えないものだったらどうしようと不安になることがあるけれど、そのくせあまり取り出して空気入れてみるとかしたことがない。チューブはバッグのなかで最も場所を取っている。ゆえに1本しか入れていない。去年、一回のサイクリングで二度パンクしたことがあった。そんなことははじめてだ。そのときはたまたま人と一緒だったのでチューブを一本いただいて乗り切った。
               チューブはサドルバッグやツール缶に入れる際、ジプロックのような袋に入れておいたほうがいいらしい。こすれて穴があいたりすることもあるらしいので。

              ■パンク修理セット
               パッチとゴム糊と紙やすり。最近じゃすっかり百均のもの。百均のパッチはどうしても大きい(おそらくママチャリを想定しているだろうから)ので、半分に切っている。ゴム糊が、一度使うとそのあとまったく使っていなくても揮発してしまってからっからってことが結構ある。パンク修理の場面でこの状態にあったらお手上げ。たまたま今まであったのは家でパンク修理をしたときだったのでセーフ。
               基本的にはチューブを交換してしまうんで外でパンク修理したことほとんどないなぁ。記憶をたどると、ずっと昔サドルバッグに入れていたチューブが650C用だったとき。そのときはまさか手持ちのチューブが650Cだったとは思わず、何度やってもリムに入らないチューブに、自分はチューブをリムに入れるという簡単なことすらできなくなってしまっているのかとしばらく自問自答したほどだ。
               出先でのパンクにチューブ交換で対応した場合には、だいたい帰ってきてからパンクしたチューブを修理して戻すことが多い。

              ■タイヤレバー
               チューブ交換、パンク修理のいずれにせよ必要。最近使っているのはこちらもすっかり百均のプラスチック。自分のパンク以外にも、出先でのパンク以外にも使っているんで、総じて利用頻度は高い。

              ■携帯工具
               六角が2mmから6mmまでの6本とドライバーがプラスとマイナス。プラスドライバーは頭がもげてしまって今は使えない。買わなくちゃと思っているのだけどすぐ忘れてしまってそのまま。
               意外と大きい。最近はずいぶん小さいのが売られていていいなと思う。しかしながら、以前友人と走ったときに友人がコケたことがあった。その友人が持っていたのは手のひらにも隠れる小さなもの。STIレバーが内側に曲がってしまって戻す必要があったのだけど、ブラケットの固定ねじがずいぶん奥まったところにあるため、友人の小さな携帯工具では届かなかった。僕の工具は大きくて難なく届いたので、これで直した。
               これ以来(このときくらいだけど)大きくてもまあいっかと、使い続けている。

              ■コネクトピン(チェーン)
               パンク修理セットのケースのなかに、パッチやゴム糊と一緒に入っている。
               入っているのだが、チェーン切りを持ち歩いていない。当然だけどチェーン切りがなければどうにもならない。
               今までサイクリングに出て自分のチェーンが切れたことは二度。一度は家を出て300mくらい先の場所。完全に切れてしまい、はらはらはらと自転車から外れ落ち、道路にまるで蛇のように横たわった。場所と状況から当然ながら押して家に帰った。サイクリングは中止、その日はチェーンを買いに出た。もう一度は「切れかかった」が正解で、家から10キロ弱の場所だったからなるべく負荷かからないように漕いでだましだまし帰った。アウターリンクの片側がもげそうになった状態で、チェーンとしては何とかつながっていた。
               自分じゃないものであれば、出先のサイクリングで切れたことが一度。街中だったので現地の人に自転車屋を聞き、たまたま500mくらいのところにスポーツ自転車を扱うお店があって事なきを得た。
               いずれにしてもこれまで何とかなってきたということもあって、ふだんチェーン切りは持ち歩いていない。
               泊まりサイクリングのときは念のため持っていった。それもふだんは使っていないチェーン切り(シマノのチェーン切りは大きいからさすがにサイクリングの携帯用としては……)だったから、万が一チェーンが切れることがあって果たして使えたかどうか。コネクトピンはそのときにパンク修理セットの中に一緒に入れてそれっきり、そんな感じだ。

              ■ガムテープ
               もちろんTV番組のADさんが腰のベルトに通して持ち歩いている、あの大きな状態じゃない。アウトドアの人がよくやるように必要な適量を解き出して数センチのボール紙にくるくるくると巻き直したもの。
               用途は多いよと聞くがそれほど使ったことはない。タイヤのトレッドを貫通するほどのパンクをしたときに、タイヤの裏側から貼ったことがあるくらい。これだってガムテープがなけりゃ最悪お札でも代用が利くんだよ(しかもお札ってかなり強い)って聞いたことあるし、スポークが折れたら添え木してガムテでぐるぐる巻きにして乗り切るもんだって聞くけど、たまたまながらスポークが折れたこともない。もっとも手組みのホイールならともかく完組みの少ない本数のスポークが折れてしまったときにその対処で乗り切れるのかどうかもよくわからないけど。
               小さいものだからバッグに入れている、そんな感じ。

               ***

               サドルバッグを使うか、ツール缶を使うかは大きくは輪行袋に左右された。
               基本的に僕は輪行してサイクリングに行くので(サイクリングに行っているのか輪行しに行っているのか、時間だけで見るとよくわからない日も多い)、輪行袋が必ず携行品になる。
               かつて使っていた超速FIVEは大きく、ボトルケージに入らないのでサドル下にぶら下げていた。結果的にサドルバッグは使えず、この輪行袋を使っているあいだはツール缶を使っていた。
               今はコクーンで、これはサドル下に下げられないため、ボトルケージ行き、結果的にサドルバッグを使っている。
               という具合で輪行袋による。ロード220を使っていたときはサドル下につけていたのでツール缶、ウィザードの輪行袋のときはボトルケージに入れるタイプだったのでサドルバッグだった。

               泊まりの場合はシートポストキャリアとそれに載せるバッグを使うんで、必然的にサドルバッグは使えずツール缶を使っている。輪行袋はシートポスト上のバッグにねじ込む。
               もっとも泊まりの場合はチェーン切りを持ったり、チューブは2本持ったり、荷物自体も増えるんだけどね。




              正月

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                 昨日から今日はふつうの人の正月らしく買い物と親戚まわり。
                 買い物の途中でnanacoカードのらきすた版とやらを手に入れる。
                 アニメであるということ以外どういうものかまったく知らないのだけど、これのおかげで鷲宮神社は初詣の参拝者数が県内2位だとか。



                 あすは自分の時間が持てそうなので自転車に乗ろうかと考えるが、冬の嵐、気温低下、そして強風。
                 おまけに昨日からのどが痛くて、さらにどうも微熱……。

                 このままじゃ寝正月かな。

                新年

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                   新年最初のサイクリングは──。
                   足りなくなった年賀状を郵便局に買いに行くことだった。

                   夜中寒くて初詣も車を使ってしまったし……。



                   ま、滑り出しはこんなものか。


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