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    • 2017.12.04 Monday
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      しかし本当に降ってしまった。
      しかも寒かった。
      昼間で降るといっていた雪は夕方近くまで降り続けて、道にも積もった。車が多く走る車道は車の通行でとけてしまったけど歩道にはまだずいぶん残っている。
      もっともこれまでにも4月になろうかという頃に首都圏が雪に見舞われ、花開いたソメイヨシノに雪がかかるということにも何度かお目にかかってきたから、この2月末という時点で見ればそう不自然ではないのだろうけど。

      山あいの道路の雪はまた残ってしまうかな。交通量が多ければ車がとかして行ってくれるだろうけど、あまり車も通らない地元道ではしばらく残ってしまうだろうか。
      でもあすは逆にかなり暖かくなるというし。自然にとけるかな。

      サイクリングのコース思案にはまだ少し気を使うかも。


      冬が長いなぁ

      春の18きっぷ

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        まもなく3月。
        春の18きっぷのシーズンがやってくる。
        もうすでに発売はされていて、利用期間は3月1日から4月10日まで。一般的な会社員のお休みに当たる土日祝日がこの期間内に13回ある。
        もちろん13日まるまるお出かけに充てられるのなら何ら迷うことなく購入し、ゆっくりとプランニングすればいいのだけど、なかなかそうもいかないからね。周囲の都合や様子(顔色とも言う)をうかがいつつ出かけられる日を選び出し、そのなかで5日以上を確保できそうであれば買いに走るのだ。
        まあ春は利用期間が長いからあまり心配はないかな。冬みたいに利用期間が短いうえ正月が絡むようではどうにも使いづらい。正月は自分じゃ融通できない予定や都合(大人の事情とも言う)がありがちだから。
        さて18きっぷを買ったら今回はどこへ行こう。

        しかし寒いんだよね、今年は。
        あすもまた関東一円平野部でも雪が降るって言っているし、いったいいつになったら春めいた気候になるんだろう。ここのところ暖かい日も出てきて三寒四温だと言うけれど、その三寒四温の暖かい日も寒い日も総じて気温が低いような気がする。
        寒いとどうしても2月の延長のような行き先になってしまう。それこそ房総であったり伊豆であったり。なかなか山梨や長野に出向こうって気になれない。新潟や福島はさすがに春の18きっぷの期間じゃ考えにくいけど。
        遠くに向かう気分も減衰してしまう。遠くまで行くためには朝早く出なきゃならないからね。その時間が寒いんだよって、反射神経が言ってる……。

        具体的に考えるならやっぱり房総、伊豆、静岡あたりかな。
        ──っと、房総は3/31までなら「パワフル×スマイルちばフリーパス」があるんだ、そっちのほうが安上がり。
        去年の夏の18きっぷで頓挫した、甲府→身延→富士でも再訪しようかな。前回は行く気になるの遅すぎ(7時……)なのと雨にやられて内船どまりだったから。──でも、甲府って考えた時点で寒そう(思い込みか)。

        まあ、18きっぷを買う意志はいまのところあるんで、どこに行くかお楽しみってところ(消化乗り鉄もあり!)。


        前回 冬の18きっぷ

        NAV-U37と走る

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          ソニーのNAV-U37が届いたのが金曜日。
          内容物もあまりのたくさんさに圧倒され、ひとまず本体はそのままに、別に4千5百なにがしで買わなくてはならなかった自転車用クレードルをハンドルに取り付けた。
          正直デジモノがきわめて苦手で、よく聞く「説明書を全然読まなくても何とかなった」ということが僕にはない。ゲームセンターCXの有野課長がうらやましい。
          まあいいや。とりあえずの目的の、自分で作ったルートを表示させてみることにしよう。

          GPXやKMLのファイルを取り込んで、自分の計画したルートをトレースできることが重要な要素のひとつだったので、その情報を集めていた結果、やり方までだいたいわかるようになっていた。
          せっかくならそのまま走りに行ける場所でも作って入れてみようか。
          ──ってどこだ?
          週末のサイクリング計画をまったく立てていない状況だったから、そんなルートも思いつかない。輪行で行くのかその辺を適当に走るのか、それすらも。

          そうだ、輪行で行くなら房総の嶺岡中央林道なんかいいじゃないか。あの道は走ってみたい道のひとつだし、しかしながら地図じゃ不安だ。ナビの威力をいかんなく発揮できそうな道で題材としてとてもいい。
          latlonglabのルートナビでGPXファイルを作り、メモリスティックに入れる。入れておくべきパスはどうも決まっているようで、¥MSSONY¥ROUTE。フォルダがなければ手で作る必要があるみたい(メモリスティックの初期化で自動的に作られることはない模様)。
          GPXをいれたメモリスティックを本体に挿し、設定メニューからインポートに入ると、メモリスティックに入れたGPXファイルが表示される。これを選ぶと取り込まれる。

          作成したルートは黄色い線で示される。
          おおすごい。


          取り込んだルートの表示

          よしよし、それならもうひとつ。いつもいい道を見つけられず結局国道を走って楽しくない思いをする成田・佐原への道でも作ってみよう。走りたくない国道はこの際、田んぼの中の道や線路沿いの道を使ってみよう。多少ならクネクネ行ったっていいわけだ。
          そして再びメモリスティックに入れ、インポート。
          さっきの嶺岡中央林道への道が消え、成田・佐原への道が表示される。

          お試しサイクリングは結局怠惰な自分の行動のせいで、成田・佐原への地図を使うことになった。
          取り付けたハンドル周りはこんな感じ。


          メーターとナビ、ヘッドライト

          見づらさはない。スタミナモードでバックライトが切れても十分に見える。厚い雲の空模様で多少暗かったからかもしれない。直射日光下ではどうなるかわからない。
          見ている、あるいは簡単な操作だけなら何もバックライトがついていなくてもいいかもしれないと思ったほどだ。

          インポートしたルートではナビの案内機能が働かないのは事前に知っていた。いわゆるカーナビのように「300m先、左方向です」のような音声案内と、交差点拡大表示などだ。
          でももともと地図を見ながら走っていた僕としては、走ろうと計画したルートが表示されることと現在地がわかること、それで有り余る十分さだ。
          正直とてもうれしい。
          そして実際に計画したルートを迷うことなく走れた(曲がるべき箇所を行き過ぎたりはしたけど、表示されている地図を見ていれば簡単に元に戻れた)。
          走った道は、おそらくふだん僕がサイクリングに持っていくような地図の縮尺には載らない道で、圧倒的な交通量を避けることができたのはもとより、地元道のような道路は走っていても興味が湧く道だった。
          正直とても楽しい。

          もうひとつよく言われている「バッテリーの持ち」だけど、今回たかだか3時間しか走らなかったのでこちらはお試しに値しない。
          ただ最初の30分「スタミナモード/画面オフ」(一定時間経つと画面が真っ黒に消える)、途中からの2時間半は「スタミナモード/画面オン」(一定時間経つとバックライトが消える…でも十分見えた)で使ったのだけど、電池マークが少し減った。
          行き帰り輪行のようなまったく知らないところで走るなら、常に「スタミナモード/画面オン」にしておくと思うんで、これでどれくらいもつか、だね。
          一日持ち切れないようであれば、ひとつの国道をひたすら走るとかいった一本道を走るときは画面を消しちゃうかだ。
          ──いや待てよしかし。自転車旅に行ったときに本当に切れたら困るんで、切れるまでのお試しって今後できないような気がしてきた。
          泊りがけの自転車旅に出かけるようなときは、ACからの充電を持っていくしかないかな。でもこれがものすごくでかい。
          USBからも充電できるようではあるから、小さな100Vから5VのUSBとUSBのコードを持ち歩く、かな。携帯電話の充電も考えると、それが荷物を減らせそうだ。


          100Vからの充電器 ノートPCじゃないんだから

          そうそう、お試しサイクリングの帰りに越谷レイクタウン駅からせんげん台の自宅までを試しにナビに案内させてみた。
          ちょうど北風が強くなってしまった時間で、走るのも苦しかったけど耳元でびゅうびゅうなる風にナビの声はほぼ聞こえない。自転車モードだけど僕がふだん使う一直線の道はチョイスされないようで、リルートを繰り返し、そのたびに「新しいルートを…」としょっちゅう言っているのはわかった。
          音声が聞こえないのはまあいいけど、曲がり角地点に来たときの交差点拡大表示がどうなっているのかさっぱりわからなかった。道がわかっていて、その道がまたひたすら直進方向だったからあまり画面を見ず、余計にそう思ったのかもしれないけど、突然交差点拡大表示の画面に切り替わったときに頭が付いていかない。
          これは僕が通常の地図表示を「北を上」の設定にしているからかもしれない。「進行方向を上」の設定にすれば多少は頭の中が混乱しなくて済むかな。
          そもそも、交差点拡大表示はなくてもいいな。表示させないようにできるか、試してみよう。
          あと、勾配表示。ウリみたいだけど僕はいらないなあ。あれが出て画面下4分の1が取られることで地図の表示面積が小さくなるくらいなら。これもきっと表示させなくすることくらいできるでしょ。試してみよう。

          いずれにしても僕はなかなか直感的に触れないデジ鬱なので、もうちょっと自分の使いたいナビとして特化していくにはまだまだ時間がかかるだろうなぁ。

          アクトオンTV

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            前の記事で、スカパーからはがきが来て「アクトオンTVというチャンネルが見られなくなる」という内容を書いたけれど、その追記。

            どうやらアクトオンTV自体はなくなるわけではないらしい。スカパーでの配信をやめるんだそうだ。
            どおりで安田大サーカス団長がやっている自転車番組が中途半端なところで3月末を迎えるなと思ったんだ。

            この先はウチじゃ見られなくなっちゃうね。──ま、仕方ないけど。

            スカパー!、スカパー!光でご視聴の皆様へ(アクトオンTV)

            ナビお試しに出かける

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              すっかり昼までだらけてしまった。
              もともとは天気予報も良かったし、朝早く出ないまでもどこかにサイクリングに行こうともくろんでいたのに、どうしたわけか体が動かない。体調が悪いなんてことはないし、ただのダラケだ。
              天気予報も雨が降っていないというだけで当たらず厚い雲、どうにも家にいても寒く感じるばかりで外に出たくない。こういうときは行き先も決められないものだ。
              ──ダメな自分。

              やっぱり天気とか気温とかに振り回されないよう、平日のうちから「週末はここに行くゾ!」と決めておかないとだめだ(つまりはそうやって自分を縛っておかないとだめなのだ)。
              結局きっと見たいわけでもなかっただろう東京マラソンなんか見てしまって、もうお昼。昼食を家で食べ、すっかり腰が重たくなってしまった。
              それでも何とか自分を引きずり出そうと自転車に空気を入れ、行き先を悩むこと小一時間。それでも決められないダメな自分に、きのうの夜作ったコースを行けるところまで行きゃいいじゃないか、と自己格闘の末納得させ、新装備ソニーNAV-U37を付けて出発した。

              佐原に行ってみようかときのう作ったルートのGPXファイルをインポートし表示させる。
              これかなりありがたかった。
              江戸川から利根運河、そして江戸川台の住宅地のなかを抜けて柏の葉へと千葉方面へ向かうときに良く使うルートとしたのだけど、実はこの江戸川台の住宅地から柏の葉へ抜けるときにいつも道に迷い(迷っているというよりは選択を誤って思っていない道を経由する)、一度として同じルートで決まったように走れたことがなかったのだ。
              でも今回は事前に作ったルートを見ながら走ったわけで、結果作ってきたルートの通りに走ることができた。

              これは僕にとっちゃ画期的で、地図と現在位置把握に意識が集中しないだけにかえって周囲に目が行き、道も覚えられるような気がした。
              そんなわけで順調に手賀沼へ進む。

              手賀沼は冬にしてもかなりの人出だった。
              暖かくもない曇り空なのにみんな元気だなあとため息が出る。自分なんかやっとのことでこうして出てきたというのに。しかし走っている人もかなり多いけど、みんな東京マラソン出なかったのかな、抽選落ちか?──などといらぬことまで考え始める。

              千葉の幹線道路はバイパスが発達していないところもあり、交通量が集中して自転車では走りづらい道も少なくない。成田線沿いに進もうとする僕が取る進路にある国道356号もご他聞にもれない。
              そこで成田線沿いに進むことを考え、GPXのルートを作る際にかなり細かな線路沿いの道も選択してみた。ふだん印刷して持っていく地図の縮尺では現れない、小さな道だ。おかげで国道を回避できる。
              その道へ入るべき箇所をやり過ごしてしまい、入り損ねたけれど、表示された地図を確かめながら走っていたので何の不安もなくすぐに予定していたルートに戻ることもできた。
              おかげで線路沿いのほとんど車の来ない、なかなか走っていて楽しい道を知るにも至った。


              木下から小林へ向かう線路沿いの道は走りやすかった



              のどかな小林駅

              さらにできる限り国道には戻らないように作ったルートを行く。
              作ったルートをインポートした場合、ナビゲーションはしてくれないけど自分でちらちらと地図を見ていればいい。だからくねくねといくつか曲がり角を曲がるルートを作ってもそうポイントを見失うことはない。
              見失ってもすぐに判断ができれば、地図を見ながら考えていた道に戻ることも簡単だ。
              おかげで用意してきた細かなルートは荒れたいささかロードバイクには不向きな道すら選択してしまっていた。


              セメント粗塗りの舗装はロード車への振動がただ事じゃない

              それでも楽しいもんね──。

              スピードも落ちるし、いささか距離も増えているかもしれないけれどこれはこれで楽しいよ。

              どうしても国道に戻らなくちゃいけない箇所だってある。
              たくさんある。
              国道に合流した最初の駅、安食に着いた。駅舎に立ち寄り時刻表を見てみると、上り列車にちょうどいい列車がある。
              その次の下総松崎まで行くとその列車には間に合わないだろうし、その次の列車だとまたさらに待つ。
              ずっと進んで行ってもいいけどその次はもう成田。
              成田の駅ってどんな感じでどんな人ごみだったかな。

              だったら人もまばらでちっちゃな駅舎のこの安食駅で輪行パッキングするほうが楽じゃないか。

              ──よし、ここでおしまい。


              国道沿いに到着した成田線安食駅



              輪行して帰ろう

              自転車番組

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                僕のテレビはスカパーが見られるのだけど、この前そのスカパーからはがきが届いた。
                スカパーのえらべる15チャンネルという契約をしているのだけど、そのなかのひとつのアクトオンTVというチャンネルを別のものに振り替えろというものだ。
                どうもアクトオンTVという局がなくなる?(とはがきからは読める)らしく、3月末までに別のチャンネルに振り替えてくれということらしい。


                スカパー!からのはがき

                ──アクトオンTVのHPに行ってみたけど、そんなことひとつも触れられていないぞ。

                このチャンネルを契約しているのは、趣味で自転車に乗る番組をやっていたからだ。
                去年くらいからだったか、番組ホストを安田大サーカスの団長氏が務めるようになり、ひと月に一編の放送がされている。
                正直それほど面白くないけど、とりあえず見ている。
                自転車のテレビ番組は難しいよね。特に僕のような嗜好のベクトルが特殊(たぶん)な場合は。
                一般ウケを考えて作るとやっぱりああなるんだろうな。裏返すと世間一般の望む自転車番組ってことなのか。

                僕はもっと走っている道や景色が見たい。走って流れる景色や周囲一帯に溶け込んでいる自転車の姿を見たい。
                逆に観光地に立ち寄るとか、おいしいものを食べるとか、情報としてあればそれはそれでいいけど紹介程度でいい、それを中心に時間を割かれるのはいや。体力も使ったし糖分を取ろうってソフトクリーム食べるのなんて正直どうでもいい。
                あとふれあい系は苦手。実際自分がサイクリングしているときふれあいなんてないし別に望んでない(コミュ障な性格であることは認めます。でも会話が必要な局面になったらまあふつうに会話するよ)。
                いい旅夢気分なんか旅番組の作り方のセオリーなんだろうけどあんなに話すわけないよ。ぶらり途中下車の旅なんて僕から見たらありゃ無理にふれあうための特攻隊だ。

                一般性を欠いた偏屈な僕から見て、NHK-BSでやっている火野正平氏の番組はいい(というわりにほとんど見ていないんだけど……10回前後だたぶん)。番組の構成が道、土地主体だから。録画して前半5分と後半5分の手紙を読む場面は全部飛ばしてしまうけど。
                なんだか変な建物とか見つけても、「なんやろなこれ…(中略)…○○とかなのかも知れんな」などと推論で終わらせてしまうところが好き。ふつうの番組ならすかさずズカズカとなかに入っていって「ちょっとすいませーん、ここは何ですかぁ?」とやるわけだ。もっともこの番組で火野正平氏が畑のおばちゃんとかに「あれは何?」と声をかけたりするシーンも時折あるけど、そのレベルは非コミュの僕でも許容範囲なわけだ。
                自転車番組なんだから走れよって思う。走りながら無理に会話する必要もないってば、黙って走れ。実際走っているだからその映像で番組作れ。
                ──ってそんな番組作ったらいったい誰が見るんだ。

                ポータブルナビ購入

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                  散々考えた挙句(というほどでもないんだけど)、SONYのNAV-U37を注文した。
                  デジモノに対する興味が薄い僕がこういったものに手を出すとは、自分でも驚き。

                  ここのところ近場のサイクリングにも飽きてしまっていて輪行ばかりしていた。
                  そうなるとやはり知らない土地、事前に地図を調べてから出かけるんだけど、覚え切れないこともあり道を間違えることもしばしばだった。ましてや走りながら興味のあるわき道を見つけても入っていくことはほぼしない。
                  冬になるとそれらはより顕著になる。手袋をすることによって地図を引っ張り出して確認するのが億劫になり、間違いを確認しなかったり、興味ある道をいちいち調べなかったりするからだ。

                  だから、ちょっと期待。
                  正直、ナビゲーション機能は僕にはなくていいし、自転車メーターや勾配表示なんてのもいらない。
                  自分で計画したルートと、現在地が地図上で表示されればいい。

                  自分で計画したルートが表示できるかどうかは、たとえばGPXやKMLといったルート設定のファイルが外部から取り込めるかだ。
                  このNAV-U37はそれができることがわかった。あわせてよく見ていたパナソニック・ゴリラのCM01-Lにもその機能はあるのかもしれないけど、果たしてどうやってやるのかまで情報収集できなかった。
                  ガーミンは高かったし、ユピテルはあまり情報が得られなかった。結果、ソニーを選択。
                  あわせて自転車用クレードル。ハンドルバーに取り付けるためのマウントが4千円以上なんてちょっと高過ぎやしないか。

                  でも頼んだ。ハンドルに付けるためにはライトを取り付けている位置をずらす必要があるかもしれない。
                  これでいままでのサイクリングと何ら変わらなかったなんて結果だと哀しいんだけど(なにしろデジモノに弱いからなぁ)。

                  2月19日 西湘と熱函道路(その2)

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                    その2:熱海→来宮→(県道11号)→笹尻→(熱函道路)→函南→清水町→(県道139号)→沼津駅

                    三木製菓に到着したのは11時ころだったか。
                    何でも遅い時間に行くとネコの舌はなくなることがあるとか。生菓子でなく焼き菓子なのに? でもこの時間なら大丈夫だろう。

                    ネコの舌はとても壊れやすい。
                    僕はここまで空の状態で背負ってきたワンショルダーバッグにネコの舌2袋をしまった。
                    さて、これからどうしよう。
                    目的は果たしたのでもう帰ってもいいかななどと思う。ちょうど駅も遠くないし。しかしやっと寒さを感じない気温にもなってきたのだ、せめて午前中くらい走ってもいい。
                    函南、三島、沼津方面へ行く──もともとさらに走るならその方面へ行こう、と地図は印刷してきていた。
                    道は伊東線の来宮駅前から熱海峠に向かう県道11号。笹尻という交差点まで登ったら熱函道路で函南へ向かう。県道11号は笹尻より先、熱海峠まで登って函南へ降りていくほうが旧道なのだけど、バイパスとして造られた熱函道路を使おう。
                    本線よりも昔使われていた旧道が並行しているなら旧道を選択するのが僕の常なのだけど、様子見、予防線、言ってしまえば弱気──事前の見聞で、とにかく県道11号はきつい、というのだ。
                    ひとりで自転車旅をしておいて、どうコースをチョイスしようが誰も何も言わないのに、最初から誰に言うわけでもない言い訳を考えるのが僕の弱い性格の露呈だ(苦笑)。

                    熱海銀座なる昭和ムードの商店街を抜け、来宮の駅を目指す。市役所の前を進めば来宮駅に出られるみたい。が、早速道を間違える。僕は総合庁舎の前にいた。最初は間違えている意識もなかったのだけど、地図との道路形態が違う。道沿いに地域の地図があったので見てみると市役所と合同庁舎は別の建物のようだ。
                    一方通行の細い路地を経由して来宮駅に向かう。が、何だこの坂。ひどい勾配じゃないか。どうやら来宮の駅前に出るようだ、しかしその最後の10mが進めない。久しぶりに「登れない斜度」を感じてしまった。



                    三木製菓は細い路地のなか



                    Atami Ginza/商店街に銀座ってつけるのは昭和の典型かな



                    登れないかと思った来宮駅前 駅舎見物の余力なし


                    来宮駅前の道には県道11号の標識があった。あとはこれをたどっていけばいい。
                    がむばれ。いきなり坂なのだ。
                    東海道線と伊東線は来宮の駅を過ぎるとすぐトンネルに入る。県道11号はそのトンネルの山の上へと登っていく。あたみ梅ラインという愛称をつけているみたい。
                    やけに車が多い。みんなここから箱根にでも抜けていくのか?とも思ったが、違う。梅まつりが行われていたのだ。県道11号には熱海梅園がある。
                    ああそれであたみ梅ラインね。
                    車は梅園の駐車場などにはとうてい入れず、いろいろ点在する駐車場に誘導される。だからこの急坂を歩いている人も結構いる。
                    いや冷静なことを言っている場合じゃない。もう自分はいっぱいだ。がむばれない。
                    いよいよ最終ギアを使わないとだめか……と変速しようとしたらもうレバーが引けない。すでにワイヤーをすべて巻き上げ、ローギアで走っていたのだった。
                    ああもう帰ろうかな──早々に意味不明の逃げ出しトーク。だいたいどこから帰るというのだ。
                    県道11号の坂のつらいところは、その斜度のみならず休憩するところがまったくないことだ。よくカーブを曲がると50mくらい傾斜がゆるい場所があるとか、急に山肌に沿ってくねくねしながら斜度のない区間とか、ふつうあんだろっ!と叫ぶ気力も起きないほどだ。
                    どれだけ距離が短くても一瞬傾斜がゆるむと楽になる。体力面でというのもあるけど精神面のほうが大きいのかもしれない。ずいぶん助かる気がする。
                    そういった情け容赦はまったくなくて均一斜度でひたすら登っていく。ネコの舌が入ったワンショルダーバッグがすぐに背中から脇に回ってきてしまう、これをいちいち背中に追いやるのも邪魔くさい。

                    ──いやあつらかった。そうそう、きょうは熱函に行かなくちゃ。熱海峠まで登るのはとっといてやる。
                    笹尻の交差点に着くと、真っ先にそんなことを考えるわけだ……。
                    腰まで痛くなった。
                    立ちくらみでもしそうになりながら休憩をしていると汗が冷えてきた。熱函道路へ向かう。ここからは下りだ。



                    やっと着いた笹尻交差点



                    さらに坂を登っていくと熱海峠から箱根峠


                    熱函道路は県道11号のバイパスで、熱海峠まで登ったのち函南へ下っていく旧県道11号とは逆方向に一気に函南の方角向かって、長いトンネルで山をくぐり下っていく。
                    長いトンネルをくぐると眼下に丹那盆地、遠くに三島、沼津、そして駿河湾が見えた。
                    しかしまたもや降り出した雪。今度の雪は大粒でメガネに張り付いてとけるほど。メガネのすきまから入り込んで目にまで入ってくるのはなかなかつらい。



                    丹那盆地から駿河湾への遠望



                    しかしながらまた雪だ


                    函南までの下りはあっという間だ。
                    確かに熱海からかなりつらい思いをして登ったとはいえ、標高にしたら400mと少しなのだから下りもそう大して長いわけではない。
                    お腹もすいてきたのでゴールをどこにしようか考える。──三島か沼津。

                    やっぱり沼津でしょ。東海道線で帰るんだよ──。
                    かつて国鉄時代の東海道線は沼津が要衝だった。東京からの普通列車の多くは沼津行きだったし、御殿場線沿いにある車両基地にはグリーン車も組み込んだ15両編成の113系が壮観な並びを見せていた。
                    いまやJRに分断されて東京からのほとんどの列車は熱海どまり、沼津は熱海から静岡に向かう短い編成の普通列車が行き来するばかりだ。これはJR東日本とJR東海との境界が熱海駅に置かれたことによる。
                    そのかつての沼津に敬意を表して沼津駅を目指すことにする。

                    牛丼を食べよう。
                    平塚を出発して、寒いから牛丼でも食べようかなと思いつつ早々にマクドナルドに入ってから、自己暗示にかかってしまったのかなぜか牛丼を食べたくて仕方なかった。せっかく沼津まで行くのだから海沿いに出て魚料理でも食べりゃいいのに。
                    函南町から清水町、柿田川沿いに沼津市へ入る。次第に交通量も増え、地図も道が細かくて見づらくなる。牛丼屋は駅周辺に行けばあるだろう。駅の目抜き通りを目指す。

                    駅前通りは新幹線の止まらない地方都市の印象そのものだった。若干寂れたムードの沿道、昭和を思わせる街の構成、新幹線停車駅のように駅直結の歩道橋をかねたプロムナードもなく、華やかさは車社会の発展とともに国道沿いへと移ってしまった。それでもかつての城下町、海運により繁栄した商業都市は「通横町」や「大手町」などという歴史ある交差点の名前を見るにつけ、そのかつての隆盛を感じさせる。町名変更もされているかもしれないけれど、こういったかつての名前はずっと残っていくといいな。
                    駅周辺はいまや生活にはあまり便利ではなかろうと思うけど、僕は懐かしさに浸るように駅前通りを走った。旅行者とはまったく勝手なものだ。



                    駅前通りの交差点「通横町」いい名前だね


                    駅前に出た。が、ここまで牛丼屋はなく、駅前周辺の道に何本か入ってみたけどやはりない。沼津の人は仕事帰りに小腹すいて牛丼食べたりしないのかな。
                    やっとみつけたのは国道沿いだった。すき家で大盛を食べながら沼津駅の時刻表を調べてみる。近いところで14時ちょうどって熱海行きがある。──どう?間に合う??13時45分。
                    あわただしく牛丼をかき込み、それでも麦茶はしっかり飲んで店を出たら駅へ向かう。信号がたくさんあって走りにくい。路地を経由して駅13時51分。
                    よしよし間に合ったかな。
                    それでも多少急ぎつつ輪行パッキング、きっぷを買って(パスモ使いたい……)改札をくぐり、跨線橋をわたる。
                    5両編成の東海道線に余裕を持って乗り込み、やがて14時。さっき走ってきた函南、熱海に向かって出発した。

                    2月19日 西湘と熱函道路(その1)

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                      今回のルート


                      その1:平塚→大磯→(国道1号)→早川口→(国道135号)→根府川→(県道740号)→真鶴→(県道739号)→真鶴岬→真鶴→(国道135号)→熱海

                      国道1号ってこんなにも自転車が走ってる──。
                      大宮から朝一番の湘南新宿ラインに乗って降り立った平塚。下車駅が平塚なのはホリデーパスの範囲がここまでだから。来月からは休日おでかけパスになって東海道区間は広がるから平塚で降りることはなくなるかな、どうだろ。
                      でもいい。僕は国道1号の大磯から小田原へ向かう区間が好きだ。景色が早いテンポで展開する。大動脈国道だけに交通量は多いけれど、道幅や路肩も全般的に広めに取ってあって走りにくいってこともない。
                      そして花水川を越えたところで国道1号に入った僕が最初に驚いたことだった。

                      前にこの区間を走ったことが一度ある。そのときにこんな数の自転車とすれ違ったかな。
                      とにかくどんどん自転車がやってくるのだ。同じ時間帯の江戸川サイクリングロードよりも自転車とすれ違っているんじゃないか。それにここはサイクリングロードじゃない。一般道でこれだけの自転車が走っていることにびっくりだ。

                      しかしみんな、全然寒くないのかなあ。
                      それが驚きに慣れてふつうに受け入れられるようになってきたころに感じた次のことだ。僕はもう寒くて仕方がない。
                      朝一番の湘南新宿ラインは確か7時50分くらいに平塚に着いた。自転車を組み上げて8時過ぎに走り始めるわけだけど、こんなまだ日の高くない時間、僕は寒くて仕方がない。
                      脚を回すにもいろいろな関節がパキパキと音を立てるし(年だねぇ)、体も全然温まってこない。それともみんな寒いのをひたすらこらえてがんばって自転車に乗っているのだろうか。
                      とりあえず何か食べよう。そして温かいものを飲もう。
                      小田原まで行って牛丼屋にでも入ろうかな。

                      日曜日の朝でも国道1号はしっかりと交通量がある。
                      鉄道駅好きの僕としては、東海道線の大磯駅や二宮駅にいちいち立ち寄ってみたいのだけど、朝の寒さと行き交う車の交通量で気持ちが向かない。
                      駅舎を横目でちらりと見、立ち寄りたい気分いっぱいで通過。国府津駅なんかどんな駅だったのだろう、御殿場線も走る大きな駅だし興味もあるのだけど、「国府津駅入口」の文字を見たきりだ。
                      知人がテレビで見たと言っていた二宮の吾妻山公園も目で追うだけ。なんでも菜の花と遠望できる富士山との配置関係がいいといっていたけど、今朝は箱根には雪雲のような雲に覆われ、富士山にいたってはまったく姿が見えていない。だからここは行ってもしょうがないさ。

                      小田原まで行こうという気持ちはぜんぜん持続できなかった。もう何とかならないかと思っていたところへ現れたマクドナルドの看板に吸い込まれる。
                      まだ酒匂川も渡ってないし、一時間も経ってないし……。



                      早くも休憩@酒匂川手前のマクドナルド


                      ずっと小田原までトレースするように走ってきた国道1号とも早川口で別れる。
                      ここから海沿いの国道135号に入り、熱海へ向かう。そうそう、きょうの計画では真鶴半島にも分け入ってみようと思ってる。
                      道が海沿いになりさえぎるものがなくなって日が当たる。太陽もずいぶん高くなってきたようで日差しは暖かい。やっと体が寒さから解放されて楽になってきた。
                      それでも箱根にかかった雪雲がいたずらに張り出して太陽を隠してしまったりするので、日の照っていない間はちっとも暖かくない。

                      国道135号はうって変わって走りにくい。道幅も路肩も余裕がなく、しかも小田原厚木道路や西湘バイパスといった自動車専用道路からアクセスした車で交通量もどっと増えている。
                      イライラしながら自転車を抜かしていく車。抜かす瞬間のアクセルの踏み方でそのドライバーのイライラ度って伝わってくるようだよね。
                      もっとも僕も熱海までの長い間ずっとこの道路とお付き合いするのも御免なので、根府川駅手前で分離する旧国道(いまは県道740号)へ逃げる。
                      この旧国道はカーブが続くうえ、大きくリアスの上まで登って迂回していく道なのでさすがに車に人気がない。車で走っていると海もほとんど見えないし、道も狭い。
                      おかげで車から逃れた静かなサイクリングができる。ずっと大国道を走ってきた身としてはきょう初めての静かな道だ。
                      おまけに根府川の駅前を通る。ペダルから足を下ろすだけで駅を眺められるから僕は立ち止まって駅舎を眺めていた。そうそう、ひとつ手前の早川駅も気になったんだけど、何しろ国道135号の交通量と走りにくさで道を外れる意欲が湧かなかったよ。

                      さて駅に入ってくる列車も眺められたことだし、旧国道の坂を登っていこう。
                      ──と、空から雪がどっと落ちてきた。
                      海側は日に照らされているというのに。気温は天気が雪になるほど低くはなさそうだから、箱根に雪を降らせている雪雲から風にあおられてこの海岸線まで雪が流れてきたのだろう。あたりが真っ白な景色に包まれる。



                      雪に包まれる(写真じゃほとんど見えないけれど)


                      入り江の奥と海岸線とをいくつものカーブでつないでいるうちに真鶴半島が見えてきた。きょうはせっかくだから行ってみようと思う。上空の風向きも変わったのか、雪もすぐに上がった。
                      いったん国道135号に出て真鶴の駅前に出る。西湘地区の東海道線の駅はどこも南国のイメージを湧かせる駅舎でいいなぁ、首都圏私鉄の殺風景で事務的な駅舎とは大違いだ。──と、また駅舎を眺める。まあずいぶんとコアで変わった興味分野だってわかってるから、人と一緒だったときは「ちょっと駅に立ち寄らせて!」などと言うわけにもいかない。ふつうの人にとっちゃ何で駅に寄るのかすらわからないから。自分の狭い興味欲を満たすのに自転車ひとり旅はもってこいだね。
                      と、わざわざ駅前に出てきたのは興味上というよりは、真鶴半島へ向かう道がこの駅前交差点からしか出ていないからだ。だから交通量の多い国道135号へ一度わざわざ出てきた。ちなみにこの現国道135号はかつての真鶴道路旧道。真鶴道路新道は確か今でも有料で、この真鶴駅の下をトンネルで一気に抜けていく道だ。現国道135号が真鶴道路旧道だったときは乗用車200円くらい徴収されていたと記憶している。
                      真鶴半島の道を時計回りで回っていく。
                      車がまだ少ない。
                      真鶴の駅は新道が下をトンネルで潜り抜けるくらいで、リアスの高台の上にある。そこから半島内の県道は一気に漁港まで下りきる。
                      道は決して広くなく、素朴な漁村の雰囲気だ。
                      でもお昼時になれば観光自家用車であふれる。ここを通過するなら朝方に限る。

                      ケープ真鶴行きの伊豆箱根バスとペースが一緒になる。僕を抜かしたバスの後ろをついていくように走る。漁港へ向かう道、この目の前のバスには乗りたくないなと思う。僕は乗り物に酔いやすく、特にバスには弱いようなので、狭いカーブの続く道を排気ブレーキとアクセルのひたすら繰り返しで右に左に走るこの運転じゃ気持ち悪くて岬まで行けないよ。
                      ケープ真鶴に着き、岬の突端へ出てみた。これから向かおうとする熱海の街がうっすらと見える。静岡県唯一の島、初島も見える。けれど伊豆大島は見えない。普段ならおそらく見えるのだと思うけど、きょうは朝からけむっていて遠望が利かないようだ。



                      真鶴駅の南国感が好き



                      真鶴岬から熱海



                      岬の芝生でひなたぼっこのネコ


                      真鶴からはもう国道135号を行くしかない。
                      湯河原手前では真鶴道路新道との合流で渋滞。湯河原の海岸線は三浦半島の津久井浜あたりに似た風景。正直走りにくい。
                      そして熱海へ向かう途中、また有料道路と分岐する。海岸線をゆく熱海ビーチラインとリアスの高台で越えていく国道135号だけど、ここは3分の2くらいの量の車が国道135号を選択しているように見える。やれやれ、根府川の旧国道のようなわけにはいかないや。
                      坂をぐんぐん登るとはるか眼下に別れた熱海ビーチラインが海岸線を行くのが見える。
                      でも交通量からして立ち止まって景色を楽しもうと思うところではないな。

                      住所が気づかぬうちに熱海市伊豆山に変わっていた。いつの間にか県境を越えたのだ。
                      ここからは軽い登り返しもあるものの基本的に下りながら熱海中心街へ向かう。
                      足湯もあったりする熱海駅前も結構魅力なのだけど、きょうはそのまま海岸まで一気に下る。
                      そう、きょうの目的のひとつに、熱海の洋菓子店「三木製菓」にネコの舌(=ラング・ド・シャ、そのままだね)を買いに行こうと思っていたのだ。
                      熱海駅への登り坂を右手に分けてさらに下ると先ほどの有料道路熱海ビーチラインと合流する。有名すぎる「貫一お宮の像」にロードバイクを立てかけ、何度も写真を撮っているオジサンに、自分じゃあそこまでできんなとうらやまし半分苦笑半分の感想を持ちつつ三木製菓へと向かった。

                      (その2へ)

                      特急わかしおでの輪行

                      0
                        いや、正確ではないな……。
                        特急わかしおの車両を使った普通列車での輪行、ってところか。
                        東京から安房鴨川へ外房線回りで走る特急わかしおは、そのうちの数本が勝浦から安房鴨川までの区間を普通列車として運用している。千葉から外房線を走ってやってくる普通列車が勝浦どまりの運用の時間で、そこから先、わざわざ一本普通列車を仕立てて運行するよりは特急としてやってくる列車ですくい上げてしまおうというところだ。

                        勝浦まで普通列車でやってきた僕は輪行袋を抱えてわかしおの到着を待った。やってきたのは255系。国鉄時代の特急車両を置き換えるために最初に外房線、内房線に投入された車両だ。いまは257系という車両のほうが多く運用されているので、この車両に当たることは少ない。



                        今回乗った255系特急車両


                        普通列車の運用になるので座席はすべて自由席扱い。なので輪行定番の車両最後部の座席を確保して壁側に輪行袋を押し込んだ。
                        驚いたことにずいぶんと幅に余裕がある。
                        座席を少々ながら倒すこともできた。
                        湘南新宿ライン(E231系)のグリーン車で、最後部座席の後ろにぎりぎり入らないという自体を味わったことがあっただけに、このあまりのゆとりに驚いた(そのときは少しずつ角度を変えながら押し込んでいったら、何とか通路にはみ出さない位置まで押し込むことができた)。



                        輪行定番位置



                        リクライニングをすることもできた


                        さてこの255系、デッキに出てみるとここにも荷物置き場があった。東北上越新幹線や成田エクスプレスにもある荷物置き場、最近の特急車両には配慮されているのかな(特急に乗る機会が少ないので実は知らない)。
                        飛び出し防止の手すりつきなので、輪行袋を入れて手すりをかけてしまえば安心だ。
                        その荷物置き場の反対側にもスペースが。結構大きくとってあるのだけど、車両のすそ絞りに合わせてラウンドしていたので、そこが引っかかってうまく入らなかった。
                        ただ、それはちょっとやってみようかと入れてみただけなので、うまく収めるように入れていけばもしかしたら入るかもしれない。でもこちらは手すりの類がないので、くくりつけておく場所がないかな。



                        デッキにある手すりつきの荷物置き場



                        その反対側にあるスペース


                        同じ車両の反対側のデッキには荷物置き場がなかったので、デッキ各所にあるというものでもないみたい。
                        あとデッキの荷物置き場は両方とも、縦に長い高さのあるスペースなので、横置き型(ハンドルとサドルが下になって支えるタイプ)の輪行袋では入らないと思う。オーストリッチのエンドが下になるタイプももしかしたらはみ出すかな。

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