スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2017.12.04 Monday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    嵐山渓谷、比企郡周辺

    0
       嵐山渓谷の名前は知っていた。
       でもどこにあるのかよく知らなかった。
       近くは何度か、自転車で通過したことがある。でも渓谷とはどこぞやらと思い、そのくせそれ以上調べることもなく、これまでやり過ごしてきた。
       そこは自転車では到達できない場所だった。

       車も何台か停められている駐車場。そこから延びるダートの細い道。車が通行禁止なだけじゃなく、車両は全面通行止め。道の入り口にはチェーンが張られ、そこからは徒歩でいくよりほか方法はない。

       道を奥へ奥へと進んでいくとやがて丘陵部から高度を下げ、川面まで下りた。槻川。水深を見誤りそうなほどの透明度で、その水はゆっくり、ゆっくりと、少しずつ流れていく。驚くほどゆっくりと。
       流れの速度がゆるければゆるいほど、僕は自分の視線が川に吸い寄せられていくのを感じる。どこかで魚が尾びれで水面を蹴上げる。あとから見ればドーナツ状の波紋がゆっくりと、広がってやがて消えていく。









      ***


       午後少しまでの限られた時間で、どこを走ろうかあまり考えも浮かばず、嵐山を中心にときがわ、小川あたりをまわろうかと考えたのが前日。あわただしくルートを引くのでそれがどういう道なのか想像もつかない。40キロ少々のルートが出来上がり、じゃあこれで行ってみようとルートをガーミンに入れた。
       そのとき知ったのが笛吹峠という名の小さな峠。小高い丘を越える程度の場所に峠の名前がついていることに興味がわいた。そしてコースに組み入れた。
       ルートは鳩山からときがわに抜ける。明覚の駅前から西へ、白石峠へは向かわず途中松郷峠へ入って小川へ抜けることにした。そこから槻川沿いに進み、嵐山渓谷を見て戻るコースを組んだ。

       ルート上僕を驚かせるように現れたのが、欄干のない細い橋だった。僕はそんな橋など知らずに都幾川を渡るようにルートを引いている。まるで四国四万十川でも思わせる。荒川の樋詰橋も思い浮かぶけれど、こっちのほうが断然、風情がある。あとでこの橋が鞍掛橋という名であることをツイッターで教えてもらった。そうか、ここはみな知っているほどの有名な場所だったのか、と少し恥ずかしくなった。
       両側に広がる都幾川の大きな流れを眺めながらゆっくりわたり、その先の里道をたどっていった。


      (欄干のない一本橋、鞍掛橋を渡る)



      (都幾川周辺の里道)



      (都幾川周辺の里道)


       笛吹峠へ向かう道は途中から「林道将軍沢線」となった。うっそうとした、しかしながら木々の樹齢はそれほどでもない林のなかを上っていった。すぐさま峠。
       峠には笛吹峠と書かれた大きな看板。僕は自転車を降り、寄せて写真を撮ってみるが、こんな場所で写真なんか撮るの? とでも言いたげな幾人かのサイクリストが僕を追い越していった。
       峠を下ってときがわの町へ出て、八高線明覚の駅前に向かった。

       ここへやってきたのは幾年ぶりだろう。
       後方には秩父への急峻な白石峠や弓立山などといった、自転車乗りには有名な坂がいくつもあるからどうしたって自転車は多い。それを差し引いても数が増えているように感じられて仕方がなかった。県道沿いにあるデイリーヤマザキには据え付けられたバイクラックが2台あったが。そこには埋め尽くさんばかりのロードバイクがかかっていた。
       僕はそれから駅前へ行ってみる。
       こちらも案の定、駅舎の壁に何台か、少し離れた場所にもロードバイクが置かれていた。
       僕は片隅に自転車を置き、休憩した。
       偶然にも八高線のキハ110が、ホームへ入ってきた。気動車が絵になる。
       僕はトマトジュースを飲んで休憩。


      (笛吹峠・標高にして百メートル足らず)


      (到着した高麗川行き普通列車)


       数多くの自転車集団とすれ違う。その半分あるいはそれ以上はそろいのジャージを着ている。チームなんだろう。一台すれ違うと列をなしてそのまま何台もの自転車が通過する。
       それから多くの店の店先にバイクラックが用意してある。
       自転車が多く走り、根付いている街なのだなと思う。
       途中の信号で右へ折れ、松郷峠へ向かった。
       車が通らなくなればしんと静まった峠道だ。ときどきつづら折を織り交ぜながら峠へと向かっていく。いくつかのカーブを曲がった先にピークと思わせる場所と、小川町と書かれた小さな案内標識があった。
       それ以外に峠を示すものは何もない。

       小川の町に下りると、国道や県道は避け、できるだけ槻川沿いの道を進んだ。田園が広がり、ちょうど稲刈りの真っ最中の田が多かった。コンバインが田んぼに出て余すことなく田んぼの稲を刈り取っていた。
       さあ、いよいよ今日のメイン、嵐山渓谷へ向かおう。



      (八高線の踏切の風情がいい)


      (田園の稲刈り風景)


      スポンサーサイト

      0
        • 2017.12.04 Monday
        • -
        • 23:43
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする








           

        PR

        calendar

        S M T W T F S
         123456
        78910111213
        14151617181920
        21222324252627
        282930    
        << April 2019 >>

        selected entries

        categories

        archives

        recent comment

        profile

        search this site.

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM